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理系の人 [雑談]

問い
あなたは砂漠の中にいて、とてものどが渇いている。
目の前のコップの中に水がある。
しかし、きれいな水かというとそうでもない。
さて、どうするか。

①諦める
②腹を壊す覚悟で、水を飲む

おそらく、大部分は①か②の答えになると思う。

が、理系の人だったら、飲めないみずを飲めるようにして水を飲むだろう。

例えば、水を蒸発させ、その水蒸気を冷却してやるだったり、ろ過装置をつくってみたりするだろう。

理系の人の特徴は、とりあえず自分で確かめないと納得しない人だと思う。
悪く言えば、疑り深いというか。

それから、理屈っぽいというのも理系の人の特徴の一つ。
これこれこういう理由だから、こうなるという説明だと通じやすいけれども、
理系の人は「なんとなく」や「フィーリング」で物事を進めるのが苦手です。

例えば、「ゲームをしている人はバカになる」という、あまりにも論理的に破綻している言葉を使うことは、理系の人にとってはありえない。

しかし、理系にも欠点がある。
それは、全てを論理的に片付けようとすると、いわゆる堅物になってしまうということ。

例えば、理系の人は「美味しい」を数値化しようとして、甘み、辛味、渋み、苦味、などと色々なデータを集めて、どうにか美味しいと感じる味はこういうものだ。と結論付ける。
しかし、私たちの感情はそこまで単純ではない。例えば、同じ食べ物でも、
自分の気の置ける仲間と食べる食事と、自分が苦手な人達の中で食べる食事では恐らく味も変わってくるだろうし、
おにぎり一つを食べるにしても、会社で一人ぼっちで食べるのと、山に登ったときに食べるのでは全然違ってくるだろう。

デザインについても同じようなことがいえるけれど、いくらデザイナーが、素晴らしいプロダクトデザインを作り上げても、それを理解できる企業がなければ、いいものは生み出せない。

AppleNikeはデザインの重要性に早くから気がついていて、全社員に占めるデザイナーの数も結構多いというけれど、日本はそういう意味でまだまだ遅れている気がする。

でも、デザインをする人も、何故そのデザインがいいのか?を論理的に説明できるとそのデザインが認められることも多い。 佐藤可士和さんはそれが上手い方です。


1冊まるごと佐藤可士和。 (Pen BOOKS) (pen BOOKS)

1冊まるごと佐藤可士和。 (Pen BOOKS) (pen BOOKS)




この本の中に、佐藤可士和クリエイティブ語録というページがある。
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博報堂へ入社してすぐ、自分のデザインを営業に見せた
佐藤「かっこいいでしょ?」
営業「どこが?」
佐藤「なんでわからないだ!」
デザインだけでなく、言葉を補うことが必要なんだ。とそのとき理解した。
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自分が何をやりたいのかを正確に相手に伝えることが出来れば(精度を上げれば)「便利」になる。

はじめにコンセプトとなる軸を言葉で決めておけば、いくら横槍が入ろうとも、その軸からずれているものは
不必要となる。

「言葉」は大事です。
日本語は特に似たようなニュアンスがありながらも、まったく同じではないものもある。

日本語練習帳 (岩波新書)

日本語練習帳 (岩波新書)

  • 作者: 大野 晋
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: -



タグ:理系 言葉
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疑似科学 [雑談]

今年の本の売り上げで血液型占いがなぜか上位にランキングしているようで。

血液型占いというのは、いわゆる疑似科学と呼ばれる類のものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/疑似科学

日本は特にこういうことを繰り返すことが好きなようで、最近だと2004年頃にもブームが来て、クイズ番組などで血液型関連のものが取り上げられて、血液型による差別のようなことが起きたことがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/血液型性格分類#.E7.A4.BE.E4.BC.9A.E5.95.8F.E9.A1.8C
の【社会問題】の部分

疑似科学は他にも色々あって、マイナスイオンだとか水からの伝言関係だとか。

こういう疑似科学は子供は直ぐ嘘だと見抜くことができるらしい。
というのも、「なぜ?」ということを常に思っているから。

大人になると、信頼性のある情報も無い情報も一緒くたにして、いかにも
頭がよくなっている気もするけれど、その情報が嘘だということもある。

確たる証拠がなければ、その情報は正しいとはいえない。
特に、科学関係は注意が必要。

もし、知らない人に専門用語を使って説明されたら、躊躇うことなく、質問してみるといい。
「それは、どういうことですか?」というように。
本質を分かっている人は、誰にでも分かるような言葉で説明できるが、表面のさわりだけしか知らない人は
何度もたずねられても耐えることは出来ない。どうどうめぐりで、答えが出ないのであれば、その人は
いわゆる「知ったか」で、実は知っている振りをしているだけのこと。

疑似科学に関しては
こちらも参考に
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/081121/sty0811210813001-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080126/acd0801261421006-n1.htm


人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)

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P&G [雑談]

2010年に卒業する人向けの就職活動が始まっているようなので、今回は幾つも会社を回ったなかで、
とても印象に残っているP&Gの選考について書いてみる。
というのも、選考のやり方が他の企業とは全く違ったからだ。

先ず始めに自分のキャラクターがP&Gが求める人物であるかどうかを判断する
適正テストを行う。(Web上で)詳しい部分は忘れてしまったのだけれど、
自分が高校や大学で、学業のレベルがどのようなランクにいたかを書くところがあったのが印象的だった。

その後、セミナー兼一次選考(テスト)が行われる。
テストはいわゆるSPIのような問題ではなく、P&Gが独自に作っているもので、
図から読み取るものだったり、文章から読み取るものだったり。
計算もあるけれど、テストも世界基準なので、単位がドルだったりする。

その後グループになって、ある課題に対してディスカッションをする。
その内容はマーケティングの分析のようなもので、消費者のアンケートと
洗剤の特徴+コストが書かれており、今後市場に出すとすれば、どのような方向性で売っていけばよいかを討論しあう
時間が来たら代表者がプロセスと結果を発表する

これに通過すると(基準は分からないけれど)、次のステップに進むことができる。
次のステップは1グループ8人程度で構成される。グループは全部で5つほど
5つのグループに課題が出される。
髭剃りに使うジェルをどのタイミングで市場に投下すればいいのかを競う。
それぞれの商品には、開発するまでの費用と時間が書かれており、直ぐには市場に投入することは出来ない。5つのグループの市場占有率は常に画面の前にモニタリングされる。
もちろんこれも初めてなので、かなりの衝撃だった。
このときに初めて商品を市場に投入する時には時間がかかるということを知る。

この課題が終わった後に、それぞれどのような戦略で市場に商品を投入して行ったかをグループで一枚の紙にまとめて、報告を行う。

1グループ8人と大所帯なので、1人が全く発言しなくても、先に進めることができる。
しかし、1人が強引に仕切って進めるというやり方も好ましくない。

最近読んだ「P&G式~」では、改めてP&Gのすごさがよく分かる。

社員の育て方であるとか、リーダーの条件だとか。ダイバーシティ(多様性)を認めるだとか、学べることは数多い。
この本の中で筆者の和田さんが感銘を受けたという本 を探してみようと思っている所です。




タグ:P&G
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個の時代 [雑談]

リストラの話題ニュースで話題となっています。

ソニーも大幅な人員を削減を発表したようで、来年にかけて、大手企業のリストラはまだ続くのではないでしょうか。

リストラの対象となる人は「その会社」にとって必要とされていないということになります。

しかし、それはあくまで、「その人がいた会社」であって、世の中にはたくさんの会社があって、そのような会社を見つけられるかどうか。

中小企業の中には独創的なことをしている所は幾つもあります。

そういう企業はCMに出ていないので、なじみのない企業かもしれませんが、
その会社でしか作っていないものというのもあるので、例えば地震が起きて、
その会社の生産ラインが止まってしまったら、その会社の製品を使っている別の会社に影響が出てきます。

具体的な例だと、トヨタの部品を作っている会社が新潟で起きた地震の影響でラインが上手く機能しなくなったお陰で、トヨタの生産に影響が出てしまった。
(元々トヨタは在庫をもたないようにしているため、このような状況が起きると、手も足も出なくなる)


で、今日の日記のタイトルですが、もし突然会社からリストラ通告を受けた時に、
自分にしかないものを持っているか?ということ。
直ぐに思い浮かぶのは資格だけれど、ただ持っていても意味が無いものもたくさんある。

もし、と唯一無二なものを持っている人であるならば、会社からリストラされることはないかもしれない。
むしろ、そのような人がリストラされたなら、ちょうどいいチャンスだと考えて、
その人は自分で会社を作ってしまうかもしれない。

自分には何を知っていて、何を知らないのか。

例えば、少し前までは雑学番組が人気になってましたけれど、テレビでは一つのことを掘り下げるのではなく、表面を浅くなぞっているだけの問題が多かったような気がする。しかし、テレビで、何かの知識を得て、それについてあたかも自分が全て知っているかのように振舞ったら、その時点で思考が終わってしまう。

今某局では振り込め詐欺防止のCMをしているけれど、「いわれるままふりこんじゃだめ!」というのは当たり前で、
騙す方はもちろんこういうCMはチェック済みで、更にそれを行くような方法で騙してくることは予想しやすい。
だから、振込み詐欺はこういう例ですという紹介よりもむしろ、家族内でそういう事態が起きた時に、自分たちがどのように行動すればよいのかを話し合って決めることが一番いいと私は思う。

投資にしても、「必ずしも利益が出るとは限らない」ということを知らないまま投資をして、落ち込む人もいるけれど、
やはりそう言う人は、投資には元本割れが起きることもあるということを知った上で、投資をするという判断力が欠けていたのだと思う。

自分が知らないということを知らない(いわゆる無知の無知)人にとってこれからの時代はもっと大変になっていくのではないでしょうか。



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質問の仕方。 [雑談]

先ずはこちらを読んでください。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0812/05/news015.html

質問の方法は大きく分けて2つある。
オープンクエッションとクローズドクエッション。

クローズドクエッションの例:朝食はパンを食べますか?それとも米ですか?

オープンクエッションの例:明日の朝食はなにを食べたいですか?

クローズド(closed)は閉じられたという意味の通り、YesかNoのような二者択一といったクローズドクエッションは限定的な答えを出す質問です。

一方のオープンクエッションは、具体的に回答者に考えさせるような質問のこと。

インタビューなどで、クローズドクエッションばかりを聞いていたら、
もちろんお話にならない。インタビュアーは話を広げることが大事だからだ。

ある事柄について、何故(Why?)を3回続けて考えるとその本質にたどり着くことが出来るという話を聞いたことがある。

以前、MITの石井裕氏のインタビュー記事が出ていて、MITの学生に何故?をよくたずねるという。
ちなみに石井さんはこのような人
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000789
何故その研究(テーマ)をするのか。そのメリットはなにか。
何故その結果になったのか?その証拠は?

私も理系の端くれだったので、それは教授などに口すっぱく言われた。
元々、大学でやる研究は今までやったことがないことをやるのが当たり前なので、
既に報告されている例をやっても意味ないのですよね。
もちろん、やる前にはある程度想定して進めるのだけれど、たまに偶然の産物が出来たりする。いわゆるセレンディピティといわれるものです。
それは予期しないことだから、あー失敗した。と思ってやめてしまう人もいれば、何か面白いのが出来たぞ。と思って研究していく人もいる。

少し前だけれど、ポリアセチレンでノーベル化学賞を受賞した白川先生の研究も失敗から始まったわけです。

それを失敗と捉えるか、それとも面白いと感じられるかどうか。
もちろん、探っていっても結果が出ない時もあるけれど。

それはやってみないとわからない

ちなみに、元の記事にある芦部さんは最近FutureXという雑誌でガラパゴス戦略について興味深い記事を書いてます。

500円の割にはかなり内容が充実しているので、書店で立ち読みしてみるのもいいかもしれません。(買う価値はあると思いますが)

FUTUREX

FUTUREX




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emptinessとsimpleについて [雑談]

10月に銀座のggg(Ginza Graphic Garelly)で原研哉展があって、その時にギャラリートークに参加するチャンスがあったのでその内容について書いてみる。

テーマは確かemptinessとsimpleについてだった

人間は進化の段階で直立二足歩行を得たわけだけれども、
それによって、
・何かを拾う
・手を容器のかわりにする(ex:水をすくったり)
という行為が可能になった。

両手を合わせて器の形を作ると、手のひらの中には何も存在していない空(emptiness)の状態である。

古代の日本は八百万の神ということで、何処にも神様が宿っているとしんじられていた。その名残として家を建てる前に代を立てるのは、あの区画の中に神様が入ってくるかもしれない(ここ重要)という期待をしているわけです。


世界遺産でもある伊勢神宮の本殿は20年ごとにリニューアルされている。しかし、それが連続的に1000年以上続いていることは驚くべきことである。しかし、リニューアルされるごとに形を変えてきており、初めに建立された時期はポリネシア建築だったが、今は完全に純日本のものになっているという。

例えるならば、2つのコップが並べておいてあり、片方のコップに水が入っているが、その水をもう一つのコップに移し変える(リニューアル)と、完全に全ての水がもう片方のコップに移るわけではない。若干のずれが生じる。ずれながら、少しずつ進化している。これは、DNAに突然変異が起こり、進化が進むことに似ている。

●Simpleの発祥
海外においてSimpleという枠組みは約150年ほど前に出来たという。それまでは、権力者の力を象徴するために複雑な模様をつけた家具が多かった。
しかし、国家ができ、市民社会になると、これまでのように、複雑なものはいらなくなる。

一方日本では、Simpleという枠組みは応仁の乱後に出来たという。これは、応仁の乱という大きな内戦によって豪華なものは焼けてしまい、デザインリセットされたためだという。

その中から「簡素さの中から豪華さを見出す」茶の文化が発達した。
茶室の中で食べる羊羹や米は味が違うという。それは、その行為に到達するまでのプロセスの中で精神が研ぎ澄まされていくから。極端に集中すると、周りのものが見えなくなって、目の前の動きがスローモーションに動いていくように見えるのと似ている。


Japanese Ah-Un Model

日本では空気という言葉をよく使いますが(「空気を読む」など)、会議などで「あの件については、依存はありませんでしょうか」という提案がなされた時に何も言わないという行為=肯定の意味にとられる。この行為は責任を不在にしているもので、日本独特のものであると考えられていますが、Googleの中の人にこの話をするとよく分かるという。(それは、彼らが互いに信頼しあっているからで、日本のそれとは少し違う気もしますが)

現在担当している無印良品のディレクションでやっていることは、まさにそのことで「わかりますよね」ということを見る人に対してアイコンタクトで提示しているという。


●原さんの仕事
原さんは自分の仕事を例えるなら掃除ににているという。掃除つまりはメンテナンスとも捉えることができる。
例えば、枯山水はあの状態を保存するために、しっかりと掃除をしていなければ今私達が見ることができなかったかもしれない。だから、掃除はとても人工的な作業である。
しかし、ありのままの状態を保存するという作業も伴っているので、
正確に言うと、人工的なものと自然なものの波打ち際の管理をしているという作業なのだそうだ。
それから、「モノ」をつくるのではなく、「こと」を作ることをやっているという。
「こと」とは何かというと、記憶の結びつきを作るということ。


デザインのデザイン

デザインのデザイン

  • 作者: 原 研哉
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: 単行本



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テレビを見ない理由 [雑談]

自分は一日でテレビを見る時間は多くても1時間で、大体見ても30分くらいしか見ない。

何で見ないかというと、テレビを見ていると他のことができないからだ。

朝のニュースは見るけれど、民放は先ず見ない。CMが流れるので時間の無駄
それにもまして、番組の編成の仕方がおかしいとおもうので。

しかも、ニュースを報道する人物が私情を挟むのは非常に危険性をはらんでいる。
とくに赤坂にあるテレビ局のニュースははひどいものです。

そして、何かとコメンテーターというコメントをする人がいますが、彼らの意見も
タダの愚痴にしか見えない。

ここら辺については以下を参考のこと。
http://www.youtube.com/watch?v=pXawmt2xLAY

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/752be25ddb6c6ea45413d3cf1e81a546

で、新聞はテレビよりは読む頻度はありますが、新聞で読むよりもWEBで見るほうがよみやすいので、WEBの産経を読んでいる。

情報には一次情報と二次情報が在りますが、信頼性が高いのはもちろん一次情報で、最近ニュースなど読んでいても、記者が取材して得られたことのニュースよりも、頭の中で勝手に作り上げたニュースが多くを占めています。
(mixiニュースの中にも結構あるけれど)
後は、ちゃんと全体を見れば特に問題はないのに、一部分だけを取り上げて、批判しているニュースもありますが、そういうのは論外ですね。

インターネットが出来て、情報を誰もが簡単に発信することが出来るようになりましたが、その情報に信頼性があるかどうかは、その情報を受け取る人がきちんと取捨選択しないと、振り回されてしまうことがあるので要注意です。

いわゆるメディアリテラシーという問題。
http://ja.wikipedia.org/wiki/メディア・リテラシー


日本にもそういう教育をしていけばいいと思うのですが、していないようなので、自分で危機感を持つしかないですね。

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宮﨑あおい [雑談]

*本当は宮﨑ですが、以下、宮崎にしてあります。

宮崎あおいのことが気になりだしたのは、比較的最近のこと。

それまでは、目にするけれど、なかなか自分の中で受け入れられなかった。
たぶんそれは、鼻の形がユニークだったからだと思う。

人は見た目が9割という本があるけれど、一番最初に視線が行く所は顔で、
その中心にある鼻に違和感を感じていたせいで、受け入れられなかった。
あるCMをみるまでは。

そのCMは東京メトロのCM
http://www.youtube.com/watch?v=hn2HJ7KtDdM

その時、テレビの方向に視線は向いていなかった。多分食事の時に適当にCMがながれていた。
(というかテレビはほとんどみていない。1日のうち1時間も見れば多い方にあたる。)

「TOKYO HEART」

この言葉が耳に入ってきたときに、いい声だなぁと思ってテレビを見ると、そこには宮崎あおいが映っていた。それから、ようやく彼女の魅力に気がついたのだった。


宮崎あおいの出てくる前の東京メトロのCMは山田優が出ていたと思うのだけれど、
あのCMは特に好きというわけではなかった。新しいアプローチはしているけれど、
山田優の持つ強いキャラクターが東京メトロに与える印象は、いわゆる一つの「セレブリティ」であって、それはどこかしらずれがあったのだと思う。

一方、宮崎あおいが出演した場合だと、東京という都会というイメージの中にある、ローカルな部分に焦点を当てて作っているために、感情移入がしやすい。

ちなみに、このCMは箭内道彦さんです。さすがです。

宮崎あおいは最近ARMANIの広告にも出ていて、表参道と青山通りの交差点に看板が出ていたりするのだけれど、隣にはSamantha Thavasaの広告があり、そこにはジェニファー・ロペスがポーズをとっている。
だけど、宮崎あおいも負けていない。というか、勝ちとか負けとかそういうことではなくて単純にしっくりきている。

前に広告批評で宮崎あおいの特集をしていたけれど、役柄に入るときには特にそのモードに入るわけでもないという。インタビュアーは勘がいいという表現をしていたけれど、いろいろな方向性で自然な雰囲気が演じられる宮崎あおいは、今一番好きな女優かもしれない。



広告批評 330号(2008年10月号) (330)

広告批評 330号(2008年10月号) (330)




タグ:宮崎あおい
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デザインについて [雑談]

デザインという言葉から連想する言葉。

工業デザイン。インテリアデザイン。ファッションデザイン・・・デザインという言葉は沢山ありますが、
そもそもデザインするということはどういうことなのか。

Wikiではきちんとかいてますが、
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人間の行為(その多くは目的を持つ)をより良いかたちで適えるための「計画」
である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という。

だから、何も目に見えるものだけがデザインというわけではない。

例えば、drug designというのは、簡単に言うと、薬のデザインですが、
病気の原因となるところ(鍵穴)に、薬(鍵)がはまらないといけないわけです。
しかし、鍵穴に鍵がはまるまでに、他の鍵のところにはまってしまうと、思わぬ副作用が出たりします。
サリドマイド事件では、2つの鍵が入っていた(しかし、それらは鏡像の関係にあったため、事件が起きるまで気がつかなかった)と考えられますし、抗がん剤などの強い薬を飲むと副作用が起きるのは、患部の鍵穴に届く前に、色々と鍵が悪さをしているので、その鍵をきちんと鍵穴まで届けるような仕組み(専門的にはdrug delivery system:DDSなんていいますが)も重要になってきます。

ちょっと専門的になりすぎましたが、これに限らず、良いデザインというのは身の回りに溢れています。

今月のCasa Brutasにデザインの特集がされていますが、その中にMoMAのキュレーターのPaola Antonelli(パオラ・アントネッリ)が紹介するデザインがでてきます。

GYRE一周年でMoMAストアで彼女のサイン会をやっていたので、ちょうどその時に買った本がこれ。

Humble Masterpieces

Humble Masterpieces





何気なく普段使っているものたちのデザインについて成り立ちを書いています。

でてくるのは、ファスナーだったり、コルクの栓だったり、バンドエイドだったりと馴染みのあるものばかりです。

日常にあるデザインはあまりに普通すぎて、いつの間にか欠かせないものとなっていますが、実はそういうものをデザインするのはとても難しい。深澤直人さんはそういうデザインが上手い方ですが・・・

深澤さんが書いた「デザインの輪郭」という本に「幸せの現象」という項目があります。
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何かを達成した時とかではなく、かといって、特別に気持ちのいい感触を味わっただけでもないのに
「幸せだ」と感じる瞬間。
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この些細な感触に気付くことが、デザインをするにあたって重要になってくると書いています。

例えば、ひじ掛け椅子に座った時のひじを置く裏の部分とか。座らないで眺めている分には全く意味を成さないけれど、座ると、無意識のうちに触っていることがある。そういう所は普通目でチェックしない、いわゆる「見えないもの」だけれど、そういうところもきちんと考えて作っているかどうかでその椅子の完成度は大きく異なってくる。

デザインにはいわゆる、おもてなし(ホスピタリティ)という意味も含まれているのではないかなんて思ってます。



デザインの輪郭

デザインの輪郭

  • 作者: 深澤 直人
  • 出版社/メーカー: TOTO出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



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原因と結果 [雑談]

人は何かが起こると、原因の意味づけをしたくなる生き物

分かりやすい例で言うと、殺人事件が起きれば、どういう背景で起こったのか?をメディアは報道する。

現在その犯行の原因に疑問が浮かび上がっている、事務次官の殺人犯について。

結果 事務次官は殺された。
現状 年金問題で世論から不満が出ている。

これら2つの条件から、殺人犯は年金問題に不満があり、それで殺したと最初は報道された。

しかし、これがどうやら誤りであるということが分かってきている。

犯人の供述:飼い犬が殺されたことへの恨みがある。

はじめは、こんなバカなことありえるか?という報道をしてきたメディアも、犯人が事件を起こす前に父親に送ったとされる手紙の内容が、犬が殺されたことへの恨みからと書いてあることから、もうそろそろ気がついたほうがいいと思う。

犯人はきわめて個人的な問題で犯行を行った。たまたま年金問題が表面化してきただけだった。

今回のメディアの報道はアメリカのイラク戦争を起こした原因と似ている気がする。

アメリカの言い分:イラクには大量破壊兵器があるはずだ
イラク:雰囲気だけ

戦争を起こした結果:いまだ大量破壊兵器は見つかっていない。
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以前大学で研究をしていた時、研究内容を発表すると必ず聞かれることがある。

私「ある化合物が出来ました。それは、このような経路で出来ていると考えられます。」

教授「じゃあ、どういう反応で出来ているの?証拠となる中間体は確認されているの?」

中間体というのは、反応の途中でできる化合物(最終的には出てこない可能性が多いので、確認の実験などをして確かめるのが普通)

このやりとりに対して、確認が得られていないと、それはあくまで結果だけに過ぎないので、
ACS(American Chemical Society)なんかに論文投稿しても先ず受理されない。

反応によっては僅かな条件によっても結果が変わる場合があるので、何度も実験をして再現性が得られなくてはいけない。

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ただし、上記はそれはあくまで化学実験である。

実生活で起きる事柄が、原因がハッキリしている事が起きることばかりではない。

稀に、理解不能な出来事も起こるわけです。

というわけで、メディアはもう少し頭を冷やした方がいいと思う今日この頃。

今日の記事はこれを参考にしました。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a95ecf70c70c69888be3d34b551df7da
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